均等待遇アクション21京都

均等待遇アクション21京都は,均等待遇社会の実現のために,京都で活動している,超党派の集まりです. どなたでも参加できます.京都の方はぜひご参加ください.

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2006-06-29

均等待遇アクション21京都例会7・12

pdfのチラシはこちらから

均等待遇アクション21京都例会7・12
アジアの女性労働の現状と、運動の展望

夏になりました。みなさまいかがお過ごしでしょうか?

さて、7月の均等京都例会は、現在香港から来日されているメイベル(區 美寳・Au Mei Po Mabel )さんをお招きしました。

メイベルさんは、アジア各国で多数の活動に携わってきましたが、01年から03年は、CAW(Committee for Asian Women)のコーディネータ-としてバンコクに配置され3年間勤めました。05年は、香港WTO民間監察連盟のコーディネーターとして活動してきました。 

今回の来日に際して、カンボジアの衣料関係およびセックスワーカーの女性ユニオンの活動ビデオも持参とのことですので、アジアの女性労働者の現状と労働教育などを中心に話して頂く予定です。めったに聞けない貴重なお話を通訳込みで約1時間、その後、メイベルさんから日本の労働条件について参加型のリサーチをしてもらい、みんなで意見交換しましょう。

経済のグローバリゼーションは全世界を覆いつくしていますが、とりわけアジア、アフリカ、中南米の貧しい国をより貧しく、欧米やアメリカ、日本など一部の豊かな国をより豊かにという格差の拡大が急速に進んでいます。厳しい現状の中で、私たちが均等待遇を獲得するに当たって、アジアの女性たちとの共闘は大切な視点です。韓国をはじめ、アジアの女性たちは画期的な運動を展開しています。アジアの労働問題に詳しいメイベルさんのお話と全体の意見交換で、グローバリゼーションに対抗できるような運動の展望を見出しましょう。

ぜひ多数のご参加をよろしくお願いします。

と き:7月12日(水)18:30~
ところ:キャンパスプラザ京都(京都駅前)

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2006-06-15

コンプライアンスの推進と人権の尊重

 京ガス事件の団交模様は前回報告しましたが、再度親会社への要請書を提出。

                     2006年 6月12日
ダイダン株式会社
取締役社長 安藤壽一様
                   均等待遇アクション21京都
                   宇治市広野町西裏99-14
                       パール                             TEL:0774-43-8734
                       FAX:0774-44-3102

      要  請  書

 貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
先般、貴社の連結子会社である(株)京ガスで働く屋嘉比ふみ子さんの賃金差別是正に向けて、京ガスに対してご指導賜りますよう要請いたしましたが、6月1日に会社と団体交渉をしましたので、その結果をご報告いたします。
私たち組合側は、均等待遇アクション21京都、コミュニティ・ユニオン関西ネットワーク、洛南労働組合連絡会議などから総勢13名が出席しました。一方京ガスからは池口取締役総務部長がひとりだけで出席しましたが、池口氏は信じられないほどの不誠実な対応に終始し、私たちは強い憤りを持っています。
京ガスに対して、再度以下の項目をご指導頂きますよう、改めて要請いたします。

              記

1.京ガスが一審判決の確定を認識し、誠意を持って交渉に当たるよう指導すること
 男女賃金差別是正について、団交に出席した京ガスの取締役総務部長池口氏(ダイダン社員)は、交渉席上「男女差別はない」「認識の違い」「一審判決を踏まえた和解ではない」という3点のみを最初から最後までただひたすら繰り返し、組合側の説得に耳を傾ける様子はまったく見られませんでした。
 前回も申し上げましたが、京ガス事件は高等裁判所で4年間の審理を経て、一審判決に則った和解金額を裁判所から提示された結果、和解をしたものです。よって、「一審判決を踏まえた和解ではない」という主張は事実誤認であり、不当なものです。また「差別はなかった。今もない」という頑なな姿勢は余りに非常識といわざるを得ません。「労働基準法4条違反で違法。女性差別である」と判断した京都地裁の判決は、高裁で和解解決したことによって確定し、後世まで判例として残ります。
会社側の不誠実極まりない対応は、当事者の屋嘉比ふみ子さんはもちろん、真摯に交渉しようと団交に参加した多数の労働組合のメンバー、そして何よりも司法機関である裁判所をも冒涜する行為として、社会的に容認できるものではありません。
池口氏の詭弁をもって京ガスがどれほど弁解しようと、差別が存在することは明らかであり、京ガスは今現在及び将来の賃金差別を是正する義務があります。  
職種の違いを超えて、同一価値労働同一賃金原則を実質的に認めた一審判決を活かし、今後は誠実な姿勢で団交に臨むよう、ご指導をお願いいたします。

2.京ガスの取締役社長が団交に出席するよう指導すること
京ガスは、1994年、屋嘉比ふみ子さんがおんな労働組合の組合員として団体交渉を
始めた時点から、取締役社長は団体交渉に出席することを拒否し続けました。京ガス事件は団体交渉から地労委、裁判と12年間もの月日を経ています。ごく単純な男女差別にも関わらず、長期にわたる争議が続いた理由はひとえに責任者不在にあります。
今後は社長自らが出席し、取締役として責任ある態度を示すよう藤井社長にご指導をお願いいたします。
 
3.争議拡大を避け、速やかに解決するよう指導すること
京ガス事件は余りに長過ぎる争議であるために、運動は全国に広がりました。
屋嘉比ふみ子さんは、2001年10月、全国の仲間たちとILO(国際労働機構)へのロビー活動に参加しました。京ガスの男女賃金差別がILO条約100号違反であることは、ILOの雇用平等委員会も認めています。また全国の均等待遇を求める運動の成果により、日本全国だけではなく、アメリカ全土の女性団体からも多数の賛同署名が高等裁判所に提出されました。
格差是正という真の解決が計られない限り、全国からの大きな注目によって、争議が益々拡大することは明らかです。企業経営にとって、争議を拡大することが何らのメリットももたらさないことはご承知のことと存じます。
速やかな解決をご指導いただきますよう、お願いいたします。

4.大阪ガス指定工事会社として、京ガスが社会的使命を果たすよう指導すること
京ガスは、請け負うガス工事の大半を大阪ガスの発注に依拠しており、大阪ガスの管理下ですべての業務を遂行し、ライフラインの充実に寄与している会社です。
大阪ガスは、資源、エネルギー、導管、リビングをはじめとする、関西一円の多数の企業をグループ化することで相互に協力関係を作っています。
ご承知の通り大阪ガス(株)は、従来より長期経営目標の一貫として『社会的責任の推進』を掲げていますが、公益企業としての評価をより高く維持するために、「大阪ガスグループCSR(企業の社会的責任)憲章」を定めました。
中でも「コンプライアンス(法令遵守)の推進と人権の尊重」を重視し、大阪ガスグループ企業行動基準において、そのⅤ・職場における行動基準では、「雇用形態に関わらず、働く者への配慮を忘れず、その処遇について不合理な差別的取扱いをしてはならない」と規定されています。積極的に男女共同参画を推奨し、企業としての社会的公共的責任を果たそうとしておられる大阪ガスの指定工事会社として、京ガスは存在しています。
「CSR憲章」は、大阪ガスグループのみならず、直結する関連工事会社にもその理念は波及します。「CSR憲章」から大きく逸脱することなく、大阪ガス指定工事会社として恥じない企業に変革できるよう、貴社からのご指導をよろしくお願いいたします。

争議の拡大は、当然大阪ガスのみならず大阪ガスグループ及び関連企業にも影響を与え
ます。京ガスがこれ以上争議を拡大させることなく、社会的使命を果たし、公益企業としての信頼を確保するために、速やかに「不合理な差別的取り扱い」を解消することを切望しています。
京ガス創立以来今日まで役員を出向させ、経営権を握ってきた親会社としての貴社の英断を改めて要請いたします。
                                                             以 上
2006-06-03

「男女差別はありません」と言い募る会社役員!??

 「男女差別はありません」と言い募る会社役員!??
高裁で和解解決した京ガス事件は、本来なら会社は即座に差別の是正を計るべきであったが、半年経った今でも、賃金は一円も是正されていない。おんな労働組合が要求書を提出したが、その回答が余りに不誠実であったために、均等京都やコミュニティ・ユニオンネットワークが一丸となって交渉に当たった。しかし、会社は総務部長が一人出てきただけで、その対応には誰もが「口あんぐり、目-点」になった。以下に報告する。

京ガス団交報告  2006.6.1
 『参加者』(均等京都)5名(コミュニティ・ユニオン関西ネット)3名(洛南労組連)2名(おんな労組)3名 計13名
 (会社)取締役総務部長池口(親会社からの出向社員)一人

組合側:不当な回答書について異議ありとして団交する。回答書の「抜本的解決」とは何を意味するのか。
池口:あくまで金銭解決であり、「和解事項について、被告原告双方に債権債務はない」と書いてあるから将来の是正の義務は全くない。解決金で解決した。
組合側:差別があると認めたからこそ800万円を支払ったのだろう。
池口:差別はない。金銭和解だけ。
組合側:やくざの抗争での和解ではない。裁判闘争という根拠があるから和解している。
池口:男女差別はない。認識の違い。
組合側:一審判決では「労基法4条違反で違法。格差は女性差別によるもの」として、670万円の支払いを命じた。和解は一審判決に則ってなされたもの。違うのか?
池口:金額の根拠は670万円という数字をただ当てはめただけで、一審判決なんて裁判官から一度も聞いていない。一審判決が根拠とは思っていない。和解条項のどこにも是正の義務は書いてない。付帯事項で「格差是正に努力する」とかなんとか書いてあれば、会社も考えなければいけないが、「債権債務はない」と書いてある。
組合側:どこに「将来もずっと違法な差別をしていい」と書いてあるのか?
池口:男女差別はない。男女格差についての認識の違い。
組合側:格差の根拠は?
池口:職種の違い。
組合側:一審で異なる職種での同一価値労働が認められた。コース別制度がないことも判決で認定している。いつまでも職種の違いと言い募ることはできない。
池口:高裁は認めていない。あくまで金銭解決で、勝ったも負けたもない。
組合側:高裁で和解したことで一審判決は確定した。是正の義務は一審判決の確定で発生する。付帯条項がないのは、是正することが前提とされているためだ。
池口:一審判決が確定したかどうか知らなかった。今後勉強する。
組合側:基本給で75,870円の格差は余りにも大き過ぎる。普通の働き方としてもこの金額は尋常ではない。常識では考えられない。すぐに是正すべきである。
組合側:「差別はない」「認識の違い」と繰り返すのはもうやめなければいけない。裁判で判断が出ているのだから、往生際が悪すぎる。それだけ言えば通るという思い込みは社会的に通用しない。2点を確認する。今後も差別を続けて、違法行為をやり続けようと思っているのか?正当な是正による和解をせずに、今後も争議を益々拡大していくつもりなのか、池口個人の意見を述べよ。
池口:個人としてはコメントできない。役員会議で話し合う。
組合側:会社は一審判決が不服として控訴した。にもかかわらず、ひとりの証人も、一枚の書証も出されていない。なぜなのか?差別がないというなら、ひっくり返す努力をすべきだった。なぜ根拠を示せなかったのか。
池口:弁護士の指示どおりに動いただけで、なぜと言われても、理由は分からない。
組合側:会社は口先だけで「男女差別がない」と言い続けたが、立証することは少しもできなかった。そこまで「差別はない」というのなら、証人を出してみんなを納得させるべきだったんじゃないか。
池口:・・・・・。
組合側:親会社ダイダンの社長宛にも、均等京都から要請書を提出している。
池口:聞いている。京ガスのことは京ガスで対処するようにと言われた。ダイダンからも返事がくるのではないかな?
関西ネット(T):関西ネットからの要望書を提出する。
京ガス事件は、同一価値労働同一賃金原則を闘った貴重な運動として、コミュニティ・ユニオン関西ネットでも注目し、全力で支援してきた。一審判決の確定という形で高裁での和解が成立した。一審で認められた「労基法4条違反による性差別」という認識を持って、速やかに差別を是正し、均等待遇を確立するよう求める。コミュニティ・ユニオンの全国の仲間が、事件の行方に注目している。
関西ネット(K):同一価値労働同一賃金原則は、均等待遇運動を進めるための大きな要因として、連合でも京ガス事件の一審判決を基に、研究やシステム作りを始めている。非常に大きな課題であり、京ガスが公益企業として誠意を持って社会的な使命を果たすことを強く求めたい。

☆6月16日までに、会社は文書で回答する。

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